「サバイバルホラーの金字塔!映画『バイオハザード』全作解説」

映画

「バイオハザード」シリーズは、カプコンの大ヒットサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』を原作としたスリリングな映画シリーズです。死者がアンデッドとして甦り、人間を襲う恐怖の世界で、ウイルスを生み出した巨大企業に立ち向かう人々の過酷な戦いを描いています。

シリーズの中心には、ミラ・ジョボビッチが演じる主人公アリスの圧倒的な存在感があります。2024年時点でリブート版を含む7作品が公開され、どれも息を呑むアクションと緊迫感あふれるストーリーが展開。

本記事では、映画『バイオハザード』シリーズの魅力を余すところなくご紹介!公開順や時系列、各作品のあらすじやキャスト情報、シリーズのつながりを徹底解説します。観る順番に迷っている方も、ぜひ参考にしてください!

映画「バイオハザード」シリーズ見る順番

「バイオハザード」シリーズの公開順

  1. 『バイオハザード』(2002年)
  2. 『バイオハザードII アポカリプス』(2004年)
  3. 『バイオハザードIII』(2007年)
  4. 『バイオハザードIV アフターライフ』(2010年)
  5. 『バイオハザードV:リトリビューション』(2012年)
  6. 『バイオハザード:ザ・ファイナル』(2016年)
  7. 『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』(2021年)

「バイオハザード」シリーズの時系列順

「バイオハザード」シリーズの公開順は上記のようになっています。続いて時系列は以下のとおりです。

  1. 『バイオハザード』(2002年)
  2. 『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』(2021年)
  3. 『バイオハザードII アポカリプス』(2004年)
  4. 『バイオハザードIII』(2007年)
  5. 『バイオハザードIV アフターライフ』(2010年)
  6. 『バイオハザードV:リトリビューション』(2012年)
  7. 『バイオハザード:ザ・ファイナル』(2016年)

映画『バイオハザード』シリーズは、6作目『バイオハザード: ザ・ファイナル』までは公開順と時系列が一致しており、ミラ・ジョボビッチが演じる主人公アリスの壮絶な戦いが描かれています。

そして、2021年に制作されたリブート版『バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』では、新たな視点から物語が展開。T-ウイルスが漏れ出し、ラクーンシティに恐怖が広がるその日を詳細に描いています。ゲームファンにはおなじみのジル・バレンタインやクリス・レッドフィールド、クレア・レッドフィールドといったキャラクターが登場し、原作ゲームの世界観を忠実に再現したストーリーが魅力です。

アリスの激闘とは異なる新たな角度で描かれる『ラクーンシティ』は、映画シリーズの新たな章として必見です!

おすすめは公開順!

公開順で観ることで、主人公アリスが次第に超人的な能力を覚醒させ、荒廃していく世界で孤高の戦いを繰り広げる姿を、時系列に沿って追体験できます。T-ウイルスがもたらした世界規模の崩壊を、段階的に楽しむことができるのが魅力です。

一方、リブート版『バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』は、アリスがハイブで戦う一方で、ラクーンシティの平和がどう壊れていったのかを描きます。原作ゲームの緻密な再現や市民たちの運命が描かれるこの作品では、巨大企業アンブレラ社の狂気が日常にどれほど深く潜んでいたのかを感じられるでしょう。壮大なスケールを誇るアリス版とは異なる、街が恐怖に飲み込まれる瞬間を切り取った緊張感あふれる物語です。

両シリーズを見比べることで、『バイオハザード』の異なる側面を堪能できること間違いなしです!

公開順にあらすじや見どころを紹介

1.『バイオハザード』

あらすじ

舞台は、ラクーンシティの地下に広がる巨大研究施設「ハイブ」。ここで、アンブレラ社が開発したT-ウイルスが突如拡散し、施設内を壊滅状態に陥れる。事態を収拾しようとするメインコンピュータ「レッドクイーン」は、ウイルスの拡散を防ぐためハイブを完全封鎖。

その頃、ハイブへの入り口となる洋館で記憶を失ったまま目覚めたアリスは、アンブレラ社の特殊部隊とともに施設の調査に向かう。だが、そこに待ち受けていたのは、ウイルスによって命を奪われながらも蘇り、人間を襲うアンデッドたち。さらには、アンデッドに噛まれた者も次第に感染し、自らも恐怖の存在と化していく。閉ざされた施設内で、果たしてアリスたちは生き延びることができるのか?

終始緊迫感に包まれた『バイオハザード』の幕開けは、アクションとホラーが融合した圧倒的なスリルで観る者を引き込む!

2.『バイオハザードII アポカリプス』

あらすじ

ハイブでの惨劇を経て、T-ウイルスはラクーンシティにまで広がり、街全体が封鎖される事態に。感染が拡大する中、アリスはT-ウイルスの開発者であるアシュフォード博士から、行方不明となった娘アンジェラの救出を依頼される。

アリスはラクーンシティ警察のジル・バレンタインと手を組み、アンジェラがいるとされる学校へと向かう。しかし、そこはすでにアンデッドの巣窟と化していた。アンジェラを救い出し、生き延びるためには、人間の命をも脅かす強大な力を持つ新たな敵との戦いも避けられない。

封鎖された街、逃げ場のない恐怖、そして極限のサバイバル――アクションとホラーがさらに進化した『バイオハザードII アポカリプス』が描く、戦慄の物語が始まる!

3.『バイオハザードIII』

あらすじ

T-ウイルスに適応し、驚異的な力を手に入れたアリス。しかしその力ゆえにアンブレラ社の「アリス計画」のターゲットとなり、彼女は孤独な逃亡生活を送っていた。荒廃した地球をさまよう中、アリスはネバダ州の砂漠で生存者グループを率いるクレア・レッドフィールドと出会う。

アリスは、生存者たちを安全な避難地と噂されるアラスカの「アルカディア」へ導こうと提案する。しかし、燃料補給のため訪れたラスベガスでは、進化を遂げたアンデッドが待ち受けていた。圧倒的な脅威と極限のサバイバル――アラスカを目指す希望の旅路は、恐怖と試練の連続となる。

壮大なスケールで描かれる『バイオハザードIII』、未知の進化を遂げたアンデッドとアリスの新たな戦いが展開する!

4.『バイオハザードIV アフターライフ』

あらすじ

アリスは東京を訪れ、渋谷にあるアンブレラ社の地下施設を急襲する。施設内でウェスカーによってT-ウイルスの中和剤を注射され、一度は命を落としかけるが、なんとか生き延びる。日本を後にしたアリスは、アラスカを経由してロサンゼルスに向かい、そこで生存者たちが立てこもる刑務所に降り立つ。

そこで、アリスは「アルカディア」という安息の地が、実はロサンゼルス沖に停泊する巨大な船であることを知る。アリスと仲間たちは、アンデッドの脅威がひしめく街を抜け、アルカディアへ向けて命がけの旅を続けるが、途中で予想もしない新たな試練が待ち受けていた…。

5.『バイオハザードV:リトリビューション』

あらすじ

アルカディアで生存者たちを救出したアリスだったが、アンブレラ社の戦闘部隊に襲われ、海中に沈んでしまう。目を覚ますと、そこはアンブレラ社の地下施設だった。尋問を受けるアリスの前に、エイダ・ウォンというスパイが現れ、アリスを救出する。エイダはアリスの宿敵・ウェスカーの部下だが、なぜか彼女を助けに来たという。

アリスはエイダと共に、東京やモスクワを模した巨大施設の中を通り抜け、脱出を試みる。施設内には数々の罠やアンデッドが待ち受け、脱出のためには命がけの戦いが繰り広げられる…。

6.『バイオハザード:ザ・ファイナル』

あらすじ

荒廃したワシントンD.C.で、アリスはアンブレラ社のシステムを支配する人工知能「レッドクイーン」から接触を受ける。彼女は、残り48時間で人類が死滅すると警告し、その前にラクーンシティのハイブにある抗ウイルス剤を散布するよう依頼してきた。アリスはその言葉を信じ、再びラクーンシティへ向かう。

しかし、ラクーンシティにはアリス自身に関する隠された秘密が待ち受けており、彼女の過去と向き合わなければならない時が来る。アンデッドたちと戦いながら、アリスは人類の未来をかけた決断を迫られる…。

リブード版のバイオハザードとは?

これまでミラ・ジョボビッチ主演の「バイオハザード」シリーズは、彼女の夫であるポール・W・S・アンダーソンが製作・監督・脚本を手掛け、オリジナルキャラクターのアリスが活躍してきました。しかし、2016年の『バイオハザード:ザ・ファイナル』でシリーズは完結を迎えました。

その後、5年の沈黙を経て、リブート版『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』が登場。新たなキャストで、ゲームの人気キャラクターであるクレア・レッドフィールド、クリス・レッドフィールド、ジル・バレンタインが物語の中心となります。リブート版は、ゲームのストーリーに忠実な内容で、特に「謎の洋館で警官たちがゾンビに襲われる」シーンなど、原作ファンにはたまらないビジュアルが話題となりました。

『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』

あらすじ

ラクーンシティで異常が発生したとの情報を受け、クレア・レッドフィールドは5年ぶりに故郷へと向かう。街では死んだはずの人間が次々と動き出し、恐怖が広がっていた。クレアの兄で警官のクリスも、次第に街を覆う凶暴な死者たちの存在に気づく。クレア、クリス、そして警官仲間のジル・バレンタインらは、行方不明になった仲間を探すため、洋館・スペンサー邸へと潜入するが、そこには予想を超えた恐怖が待ち受けていた……。

さいごに

映画『バイオハザード』シリーズの魅力とは

世界的にヒットしたカプコンのサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』を原作とした映画シリーズ。アンブレラ社が作り出したウイルスによってアンデッド化した死者が、生きた人間を襲うという衝撃的な設定を基に、ゲームファンであったポール・W・S・アンダーソンとミラ・ジョボビッチのコンビが作り上げた映画は、瞬く間に広がりを見せました。

廃虚と化したラクーンシティ、常に変化する敵クリーチャー、そしてアリスをはじめとする強く魅力的な女性キャラクターたちが織り成す世界。これらがシリーズを通して繰り広げられる数多くの見どころです。

ゲームのファンはもちろん、シリーズを知らない人でも楽しめる『バイオハザード』映画。リブート版『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』を加え、これまでの作品を見返せば、シリーズの深みや世界観をさらに理解できることでしょう。気になった方はぜひ見てください!

「バイオハザード」シリーズが見れる動画配信サービス

Netflix,primevideo,U-NEXT,TSUTAYA DISCAS,Hulu

Netflixでは全作品を定額で見られますが、それ以外の配信サービスでは有料になる作品があります。

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