吉本興業、所属タレントの活動自粛を発表—コンプライアンス違反の疑いで調査中

お笑い界を代表する大手芸能事務所、吉本興業が2月5日、公式サイトを通じて一部所属タレントの活動自粛を発表しました。

コンプライアンス違反の疑いで調査進行中

発表によると、「弊社所属の一部タレントにつきまして、コンプライアンス違反の疑いがあることが判明したため、現在、外部弁護士等を交えた事実関係の調査を進めております」と説明。疑惑の内容や詳細は明かされておらず、関係者間での慎重な確認作業が続けられています。

事実が確定するまで、該当タレントは活動自粛という措置が取られることになり、ファンや関係者への影響も避けられない状況です。

現時点では、活動自粛対象となるタレントの名前や詳細な経緯は発表されていません。ORICON NEWSの取材に対しても、吉本興業は「公式サイトに掲載した内容がすべてです。現状、これ以上の発表はございません」とコメントしており、さらなる情報は調査結果の公表を待つ形となります。

この曖昧な発表に対して、SNSやネット上では憶測が飛び交っており、ファンの間では不安や困惑の声も広がっています。

吉本興業は過去にも、タレントの不祥事やトラブルへの対応で注目を集めてきました。2019年の「闇営業問題」では、迅速な会見と内部調査を実施し、企業としてのコンプライアンス強化を打ち出しました。

今回も同様に、外部弁護士を交えた透明性の高い調査を進めていることから、事態を重く受け止めていることがうかがえます。

最後に吉本興業は、「関係各所の皆様及びファンの皆様には大変ご迷惑とご心配をおかけいたしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます」とコメントし、状況の推移を見守るよう呼びかけています。

芸能界への波紋が広がる中、今後の公式発表に注目が集まっています。